「インターネット内でのコミュニケーションがさかんになり、今まで蓋をされていたような細かい感情までが目に見える形で共有されるようになってきました。弱者の権利を取り戻すようなポジティヴな動きもたくさんありましたが、その一方で怒り悲しみ妬み不安が大爆発しているような場面にも多く出くわします。それでも人って、実際に会うと大体みんないい人じゃないですか。だからやっぱり会って話すのって大事なんですよね。大事っていうか、それが今僕が一番やりたいことでした。 Face to face。日本語に訳すと「面と向かって」ですが。あー、いい言葉だなと思いました。顔と顔。人に会うときの顔。顔をデザインしたい。顔をデザインしたら面白いんじゃないかと思いました。 というわけで、顔の展示です。顔を展示します。」 一ノ瀬雄太
2020年2月20日より、Kyle Stecker と Asuka Watanabe 2人展『PARAPARADISE』を開催します。 ”The New York Times”や”The Washington Post”など各誌へイラストを提供し、幅広い媒体で活躍中のKyle Stecker。 カラフルで幾何学的な図形を用い、独創的かつ印象的なデザインを制作。これまでに”FUJI ROCK FESTIVAL”や”Stories Collective”への作品提供を行ってきたAsuka Watanabe。